iOS8,9で追加された地味だけど便利な機能2つを紹介
iOSがアップデートされると、視覚的に分かりやすい新機能ばかりに目が行きますが、地味でも便利な機能があります。
今回は、少し前のiOS8で追加された機能と、最新のiOS9で追加されたもので便利な機能をご紹介します。
1.バッテリーが切れる前に位置情報を送信する機能
この機能はiOS8から追加されましたが、存在を知らない人も多いのではないでしょうか?
皆さんは、「iPhoneを探す」機能は有効にしていますか?
iPhoneを紛失した際に、GPSでiPhoneの場所を探す機能です。
今回紹介する機能は、その「iPhoneを探す」機能のオプションです。
「iPhoneを探す」は、対象のiPhoneの電源がONでないと探すことはできません。
バッテリーが切れてしまった場合、例えば道路の茂みに落ちてしまったiPhoneを見つけることは困難です。
この機能を有効にしておくと、バッテリーが切れる直前の位置情報をAppleのシステムへ自動送信してくれます。
下の写真はバッテリーが切れてしまったiPhoneを、iCloudのiPhoneを探すサイトから探してみた結果です。
バッテリーが切れてから数時間たった後に探しましたが、iPhoneの場所が表示されてます。
”古い位置情報”と表示されてますね。
設定は以下のように行います。
「設定」→「iCloud」→「iPhoneを探す」から、”最後の位置情報を送信”をオンにします。
※初期設定はオフになっています
2.低電力モード
2つ目の機能は「省電力モード」です。
iOS9で追加されました。
この機能を有効にすると、アプリのバックグラウンド更新や自動ダウンロード、ビジュアルエフェクトが停止・抑止され、バッテリー消費が抑えられます。
自分の環境では、10%程度バッテリーが長持ちしました。
設定は以下のように行います。
「設定」→「バッテリー」から、”低電力モード”をオンにします。
オンにすると、画面右上のバッテリーステータスバーの色が黄色に変わります。
最後に
紹介した2つの機能は地味ですけど、とても便利です。
ぜひご活用下さい。