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【読書】空気を読むな、本を読め。


空気を読むな、本を読め。 小飼弾の頭が強くなる読書法 (East Press Business)/小飼 弾
¥1,500
Amazon.co.jp

■おすすめ度:☆☆★★★

小飼弾さんの名前は前から知っていましたが、著書を読むのは今回が初めてです。
本を読むことの重要性から、本の読み方の説明など、タイトル通り「読書」について書かれている本です。

ページ数は215ページですが、文字も大きく絵も多様されているため、2時間かからず読むことができました。
※絵の使い方には疑問がありました^^; 多分いらない(笑)

前半に弾さんの本との歴史について書かれていますが、本当に「本の虫」という言葉が当てはまります(・・;)
弾さんのバックボーンは本だということがよくわかります。(それだけではないと思いますが)

この本で一番”なるほどー"と思った箇所は、
「自分の意見と真っ向から対立する本を読む」というところです。
内容としては・・・
人は自分の意見と同じ本を読む傾向にあり、思考・知識が偏ってしまう。
そのため、対立する意見の本を読んで、思考・知識の多様化をさせましょう!というもの。
また、自分とは違う=受け入れられない理由を自分に説明しないといけないため、論理力もみがかれます。
これは実践したいと思いました(^o^)


■この本をおすすめする人

・本を読むのは必要だと思っているが、漠然としていているので理由付けして欲しい人
・本の読み方を学びたい人(速読や多読とは違います)
・どの本を読んだらいいかを知りたい人
※本の後半に、弾さんが選んだ100冊がのっています

■目次

はじめに

1章 本を読め。人生は変わる
●2割の成功者は本を読んでいる
●不況だからこそ本を読め
●時間をコストで考えよう
●新聞よりも本を読め
●あなたはホントに忙しいのか?
●恋愛よりも情報に飢えるべし
●情報で溜まったクソを排泄せよ!
●本はWebに負けていない!?

2章 本を読め。答えは見つかる
ファミコンよりも本は魅力的
●本は水である
●読書は「天才」への最短コース
●空気を読むとバカになる
●現代をサバイブする本
●「古典」は入りやすいし、おもしろい
●人生を変える“難解本”の読み方
●読書を血肉化する方法

3章 「手」で読め。そして「脳」で読め
●まず本は「手」で消化せよ
●ノンフィクションは構造を読め!
●ノンフィクションは「速く」読め!
●フィクションの読書とは旅である
●読んだら「外」に出す
●「外」に出すテクニック
●本に付箋を貼るな!
●人間ならば「脳」で読め
●「停止ボタン」を押すな!
●1時間で10冊読む超読書法

4章 本を読んだら、「自分」を読め
●クソ本を踏むのも一興
●ひきこもって本を読め
●「読書しりとり」のススメ
●6冊読めば、世界がわかる
●クソ本は青汁だ
●クソ本が売れる理由
●ベストセラーの効果的な読み方
●ケチをつけながら読め

5章 コストパフォーマンスを考えよう
●安い本で肩ならしをしろ
●ハードカバーはいい迷惑だ
●本棚は下着よりもセクシー!?
●お金よりも本を浪費せよ
●大前提! 本は“商品”である
●フィクションは文庫がいい
●フィクションの「不都合な真実
●フィクション作家の才能の測り方
●本の表紙は嘘をつく

6章 エロ本は創造力の宝庫だ!
●「全米が抜いた!?」
●キャッチコピーはエロ本にまかせろ
●エロには「溺死」の危険性が!
●官能小説で養う「創造力」

7章 マンガは日本の国宝である
●マンガの2つの「穴」
●出版社の手口にだまされるな
●ひとつの作品に囲い込まれるな
●ハマる作品は自分で選べ
●「資料価値」を見逃すな!

おわりに

小飼弾が選ぶ最強の100冊+1


静岡出身ビジネスマンの飴ブロ ~ 毎日という宝箱を、今日もあける。~フォローおねがいします♪

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