iCloudで2要素認証(2ファクタ認証)を設定する
噂か事実か、iCloudのパスワードが流出したとインターネットメディアに掲載されました。
iCloudの機能(Appleデバイスの機能)で、遠隔ロックをして解除するためのお金を請求する恐れがあるとこのとです。
この記事を信用するのであれば、まずはパスワードの変更するのが正解です。
また、今回の件でiCloudでも2要素認証が分かったので、設定をしてみることにしました。
※iOS9からの機能です
以前から、2 ステップ認証という機能があるので、バージョンが古い人はこの機能を使えるはずです
必要なもの
設定するには、①信頼できるデバイスと、②電話番号の2つが必要です。
①信頼できるデバイス
信頼できるデバイスは以下のいずれか。
- iOS 9 以降を搭載した iPhone、iPad、または iPod touch
- OS X El Capitan以降を搭載したのMac
②電話番号
登録する電話番号宛に、SMS or 電話で確認コードが通知されます。
2要素認証設定時に確認コードを入力する必要があります。
設定方法
iOS 9 以降を搭載した iPhone、iPad、または iPod touch の場合:
「設定」>「iCloud」> ご自分の Apple ID をタップします。
「パスワードとセキュリティ」をタップします。
「2 ファクタ認証を設定」をタップします。
OS X El Capitan 以降を搭載した Mac の場合:
Apple () メニュー >「システム環境設定」>「iCloud」>「アカウントの詳細」の順に選択します。
「セキュリティ」をクリックします。
「2 ファクタ認証を設定」をクリックします。
出典:Apple公式ページ
上記設定時に確認コードが必要になります。
設定後のiCloudログイン
2要素認証設定後にiCloudにログインをすると、以下の画面になりコードの入力を求められます。
上記画面が出ると同時くらいに、設定したデバイス(以下の写真はiPhone)に以下の画面が表示されます。
「許可する」をタップするとコードが表示されるので、先ほどの画面にコードを入力し、iCloudにログイン可能になります。
設定が完了した信頼されたデバイスが手元に無いと、ログイン不可になります。(パスワードだけではログインできない)
いろいろなサービスで2要素認証が広まっています。
セキュリティを少しでも上げるために設定してみてはいかがでしょう。